今日は、「すがこの想い」女性の会としてご案内をいたしましたところ、こんなに大勢の方にお出掛けいただき本当にありがとうございました。
藤田さんには、かわいいペンギンや氷山のお話をありがとうございました。
今、ご挨拶をいただきました南部博彦さんは、お忙しい中ずっと各地区の集会に出席していただいています。集会でのご挨拶の内容や、移動の車の中で話をする中で、私はこんな立派な方に私の後援会の代表をお願いし、お受けいただいたことを本当に有難くうれしく感じています。これからももうしばらくご心配とご苦労をおかけすることになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
3年前の岩国の市長選挙の後、下を向いた顔をもう一度上げて歩いていこうと決心するまでには、とても多くの葛藤がありました。不安や迷いの中、この地区から初めての女性県会議員を目指そうと決めてから、たくさんの方にお会いして言葉をかけていただき励ましていただいている間に、しっかりと前を見据えて頑張れる自信もわいてきました。
私の政治の先生は、やはり井原勝介です。ひとりの地方政治家として皆さんを信じ、一緒に歩いてきた姿勢は、私も決して崩さず皆さんとともに歩んでいくことをお約束いたします。
そこで、今の山口県の財政ですが、県の借金は、1兆2800億円です。10数年前6000億円だったものが、倍になっています。県民一人当たり約100万円、4人家族ですと400万円です。私は、母親のひとりとしてこんな借金を、子供や孫に残していくことは出来ません。
そこで自ら身を削ることを決めました。わたしがもし県議会議員になれたら、議員がお給料と別にもらっている政務調査費1ヶ月35万円、1年間で420万円の廃止をする運動を始めます。少なくとも私は絶対に受け取りません。
自分の顔写真入りのカレンダーをこの政務調査費で作り、有権者に配ったり、自宅の冷蔵庫や薄型テレビを3台も買ったり・・信じられません。
皆さんが変だと思われること、もらいすぎだと思われることは明白です。名古屋の市長さんが市民と頑張っておられるように、私も皆さんと一緒に頑張っていきます。
女性の目線で、きめ細やかなやさしい政策を訴えていきます。また、しがらみのないクリーンな活動をしていくために無所属にこだわっていきます。
これからの日々、一生懸命駆け抜けてまいりますので、最後までどうぞよろしくお願します。
「すがこの想い」と銘打った後援会主催の集会を2月19日から開始して、今日の女性の会が節目の30回目になります。 こうした集会を通じてすが子さんの支援の輪が着実に広がりつつあることを実感しております。 改めて皆様のご支援にお礼を申し上げます。
こうした集会の場で、私が、昨年ノーベル化学賞を受賞された根岸英一さんの友人であるということが喧伝されてしまいましたので、この機会に少し補足させて頂きます。
私は、1968年から2年間、米国インディアナ州にありますパジュウ大学のブラウン先生のもとに留学致しました。 根岸先生は、博士研究員として同じ研究室に在籍しておられ、当時最盛期を迎えていた有機ホウ素化学の研究に共に携わりました。 我々の共通の師であるブラウン先生は、1979年に有機ホウ素化学の研究でノーベル化学賞を受賞されましたが、人間的にも素晴らしい先生で、単に研究の進め方だけでなく、研究するにあたっての心構えを教えてくれました。
研究とは自然との対話である。物言わぬ自然は、我々が真剣に向き合えば向き合うほど、それに応じて答えてくれる。そして自然は絶対に嘘をつかない。
こうした教えが、その後の私の研究生活の支えになってくれました。
根岸先生のノーベル化学賞の受賞対象になったクロスカップリング反応は、先生が60歳以後に見出し発展させた研究であり、よくその年でと、根岸先生の馬力に驚いている次第です。
このように嘘のない嘘のつけない研究という仕事をしてきた私には、政治の世界は、ドロドロした全く対極に存在する世界のように思えます。 沖縄返還にまつわる国の密約が最近明らかになりました。また、卑近な例では、岩国市の内部協議資料があります。情報公開裁判を通じていくつかの事実が明らかになっているにもかかわらず、県も市も嘘をつき通そうとしています。
こんな嘘がまかり通る政治の世界に、井原すがこさんのような清純な人材を送り込むことに一抹の不安がないわけではありませんが、政治をわれわれ庶民の手に取り戻すには、県政の内部から風穴をあける必要があります。 その先兵として、立候補を決意したからには、なにがなんでも、井原すがこさんを県政に送り込みたいと考えます。
皆さんの今一層の厚いご支援をお願いして冒頭の挨拶にかえさせて頂きます。 どうもありがとうございました。